プリンセスチュチュ 1(un) [DVD]

プリンセスチュチュ 1(un) [DVD]

某MADを見て、本編が気になって一気に見てしまった…。予想外に面白かった!
簡潔に言うと『変身魔法少女モノ。バレエを踊って戦い、王子様を助けるお話』なんだけど…なんじゃそりゃあ!ってカンジだよねwバレエで戦闘って…wwでも慣れれば大丈夫!いちいちポーズを決めるのも気にならない!w・閉塞的な世界観・演劇的演出、がちょっとウテナに通じる物があるような気がした。絵柄は比較的安定してるかと。動きのあるシーンのカット割りは好きな傾向。
お話は『白鳥の湖』をベースにしたストーリーで、ほか様々なバレエ演目の要素が組み込まれてます。バレエ知識のある人なら、面白さ倍増だと思う。テレプシコーラ読んだだけ位のにわか知識な私でも、「あっ、これはあの演目の曲…」「あの演目のあの役のポーズか」って時折ピンと来たヨ。その曲がどんなシーンで演奏されるものか、そのポーズ(マイム)はどんな意味合いを持つものなのか、それらのバレエ要素がアニメの各シーンに引用されて、どんな意味合いを深めているのか…そんな読み解き方をすると奥深いね。
あと見終わった後のネタバレ感想。(反転)
ハッピーエンドだけど、なんだか後味複雑!あひるは人間になれるとばかり思ってたからさー。白鳥湖逆設定だったのねー。呪いをかけられて人→鳥→人な白鳥湖の逆で、鳥→人→鳥なのね。逆に、最終的に白鳥的ポジションだったのは、るうの方だったみたい。黒鳥だと思わせておいて…、ニクい設定。
みゅうとが「最後のカケラを返して欲しい。そして、るうをプリンセスに…」ってあひるに言うくだりが超切なかった。。うわー、ぐっさりトドメ刺されたよコレ!みたいな。ちょっと泣きそうになったヨー。